権之助坂商店街ってこんなところ
ＪＲ目黒駅の西口から大鳥神社向けて、なだらかな権之助坂。沿道には２５６店もの店が延べ３kmにわたって連なります。周辺をオフィスに囲まれているせいか８割を飲食店が占めます。昭和の雰囲気を残すアーケードや古い建物、お店が立ち並び、なつかしさを感じさせる一方で、学生や若者も多く、楽しい界隈です。
こんな権之助坂商店街・・・かなり探検のしがいがありそうです。
- たとえば、よりどりみどりの飲食店。一筋に食を極めた専門店、食道楽の人に有名なインターナショナルなお店、地域にこだわった名前のお店、有名人ご用達の各国料理のお店、人気ドラマに出たお店など。
- たとえば、手づくりメニューを工夫しマスコミで着目されているサービス店
- たとえば、夜毎熱演が繰り広げられる若者の店
- たとえば、「百段階段のその向こう、時空を越えた美が潜む」複合施設。リニューアルされた目黒の新たなランドマークで、優雅にお茶を飲むのも一興。
この界隈では、美術館も楽しめます。
権之助坂の由来
江戸時代は、目黒不動尊に日帰りコースとして江戸八百八町の人たちが家族小旅行を楽しんでいた道筋です。
しかし夕立ちや雨の日は見ての通りの坂で泥に足をとられる為、子供や年寄りには苦難の道でもありました。
そこで、菅沼権之助という名主が村人の為に重い罪に問われる事を承知で、幕府の許可のないまま新しい道を切り開きました。人々は彼を偲び、権之助坂と呼ぶようになったのです。
～昔の権之助坂～
